プレミエ

これからのシーズンにオススメのレザーベルトウォッチ「プレミエ」

こんにちは、澤本です。
気温が下がる季節となり、袖元の暑さがなくなってレザーベルトのお時計をお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際に店頭にお立ち寄りになる方もレザーベルトのお時計をお探しの方が増えてきております。
今回はその中から個人的にオススメな1本である「プレミエ B01 クロノグラフ 42」をご紹介いたします。

聞き馴染みのないコレクション…

あまり聞き馴染みのないモデル名だけに「ブライトリングの方向性やデザイン性が変更になったのか?」というお声をいただくこともある「プレミエ」コレクション。
ブライトリングといえば、ダイナミックなサイズ感で無骨な印象のモデルが近年では多かったのは事実であり、そのイメージが根強い方も多いかと思います。
そのイメージは2000年以降のデカ厚ブームによるもので、ブライトリングの製品もそれ以降にケース径の大きなものが多くなりました。
実際に視認性の向上も含めた機能美を追求したものでもありましたが、ご紹介モデルのイメージとは異なる点が多いですね。

「プレミエ」とは

それもそのはずで、こちらの「プレミエ」コレクションのデザインの元となるのは1943年初のブライトリングのエレガントウォット”プレミエ”からインスパイアを受けたものとなります。
時代が2000年から一気に遡りましたが、現在のブライトリングは近年のスポーツコレクションだけでなく、過去ブライトリング家が経営をしていた時代に立ち返り、その時の意思や伝統を受け継いだコレクションが表舞台に復活しています。
もちろん、過去のデザインをただ単に製品化するわけではなく、随所に現代的な要素や最新技術を取り入れ、過去と現代を融合させた新たなコレクションとしてアップデートしています。

過去のモデルと何が違うのか

9時側ケースサイド

根幹となる”プレミエ”が誕生した当時と現代で大きく異なるのが、時計の心臓部やその心臓部を守る本体、風防が最も大きな要素となります。
本体の製作に関しても、当時よりも金属の加工技術が上がったことで、細かな加工による美しい造形美や本体の仕上げに拘りを出すことが可能となりました。
風防に関しては、いわゆる”プラ風防”(プラスチックなど樹脂)であったものから、硬度が高く傷の付きにくいサファイアクリスタルガラスを採用しています。
このサファイアクリスタルガラスには視認性を高めるために光の反射を99%カットする無反射コーティングをガラスの表裏どちらも施しており、どの角度からでも確実に時間の確認がしやすいようになっています。

最高級のクロノグラフと名高い心臓部(ムーブメント)

現在では”自動巻クロノグラフ”を良く目にしますが、世の中にその”自動巻クロノグラフ”が登場したのは1969年です。
実際にこの”プレミエ”自体がブライトリングから登場した当時は手巻き式クロノグラフしかありませんでした。
こちらに搭載している心臓部は”ブライトリング完全自社開発製造キャリバー01″です。
一般的に2日ほどで機械式時計は止まってしまいますが、こちらは70時間を保有し長時間に渡り安定した精度で時刻を表記してくれます。
ケースバックからはその心臓部をご鑑賞いただけるトランスパレント・ケースバックになっているため、緻密に動くパーツを見てお楽しみいただけます。

オススメな点とは?

最後になりましたが、以上を踏まえてオススメな点というのが、こちらの「プレミエ B01 クロノグラフ 42」のデザインが一つです。
クロノグラフ搭載モデルにも関わらず、ツーカウンターという左右対称でバランスの取れたデザイン。
どこかクラシカルな要素を感じさせながらも、ブルーとグレーの2色づかいのダイヤルカラーにより、知的さとシックな印象を与えながらもポイントで映えるレッドのクロノグラフ秒針の先や12時位置より表記されている「TACHYMETER」からスポーティな要素も感じられます。
これらの絶妙なバランスが合わさっているので、普段使いにはもちろん、ビジネスシーンにも合わせやすい要素も強く、幅広い用途でご利用いただきやすいレザーベルトの時計としてオススメです。
また、時計本体は防水100mを保持しているので、雨や水にかかっても安心してご利用いただけます。
是非、店頭にて実際に手に取りご覧くださいませ。

ブライトリング(BREITLING):プレミエ クロノグラフ42
品番:AB0118221C1P2
ムーブメント:ブライトリング自社開発製造キャリバー01(自動巻きクロノグラフ)
パワーリザーブ:約70時間
素材:ステンレススチール
ケースサイズ:42mm
防水:100m
メーカー国際保証期間:5年
価格:¥1,001,000-(税込)