クロノマット

【新作入荷】チタン製の魅力とは?究極系と言えるクロノマットの魅力に迫る

こんにちは、澤本です。

4月に入り、桜の季節ということもあり、京都は観光モードとなっています。
ソメイヨシノはまだまだこれからのようなので、京都へお越しの際は観光後にぜひ当店へお立ち寄りください。

さて、今回ご紹介するモデルは4月3日に発表されたばかりの新作である「クロノマット B01 42」と「スーパークロノマット B01 44」をご紹介いたします。
すでにあるコレクションの中からの新作ということで何が違うのかという話になるところが気になる点です。
そちらについてご紹介いたします。

チタン素材を採用した超軽量モデル

クロノマット B01 42
品番:EB0134101M1S1
スーパークロノマット B01 44
品番:EB0136251M1S1

ケース素材をはじめ、外装部分の金属部はグレード5というチタン合金を採用しています。
チタン素材は一般的にステンレスモデルに比べ時計の重量が約6割程度となります。
実際にどの程度か公式のデータを元に比較いたいします。
「クロノマット B01 42」のステンレスモデルですと時計本体の重量がステンレススチールの場合、105gあるのに対してチタンを採用したモデルは80gとなり、25gも軽量となっています。
「スーパークロノマット B01 44」ではステンレスモデルですと時計本体の重量がステンレススチールの場合、130.5gあるのに対してチタンを採用したモデルは98gとなり、32.5gも軽量となります。

そもそもチタンとはどういうもの?

大きな特徴として、高い耐食性をもっており、さびにくいという点があります。
その耐食性は高級な金属素材として有名なプラチナに匹敵し、鉄や銅、アルミニウムなどの主要な金属よりも優れた耐食性を保持しています。

このさびに強いというメリットを活かせる用途として、海洋建造物にもよく使われる金属でも有名です。
チタン素材を採用した時計がステンレススチールモデル比べ高くなることがあります。
強度が高いと言われているステンレスと比べると、そもそもの素材の価格が約10倍ほどあります。
理由としては、チタン鉱石からチタンを取り出すのに多くの作業工程が必要となり、他の鉄鋼金属に比べると大幅にコストがかかってしまいます。

また、チタンは他の金属に比べて有毒性が低いことでも有名で、金属アレルギーの原因となるイオンの発生が少なく生体適合性良く、アレルギーを引き起こしにくくいことでも知られています。
そのため、金属アレルギーでお悩みの方でチタン製の時計をお選びになるかたもいらっしゃるので、ステンレスモデルではつけられなかったという方には一度お試しいただきたいと思う要素の一つです。

チタンって磨くことはできるのか?

ピュア(純)チタンとして有名なのがグレード2チタンですが、こちらのチタンの場合は基本的に加工難度が高く、ブランドによってはチタン製の時計は磨きをしないということで知られています。
しかし、チタン素材はグレード5チタンを採用しており、グレード2チタンに比べてデメリットを補うために他の金属を組み合わせた合金となります。
それにより、綺麗な仕上げ処理を行うことができるようになり、ステンレス同様の仕上げを行うことができます。
その良さを活かしたのが今回ご紹介の2モデルで、サテン仕上げとポリッシュ仕上げを組み合わせることが可能となっており、高級感のある仕上がりとなっています。
そして、傷がついた際は有償になりますが、傷を研磨で除去する外装仕上げも可能となっています。

ステンレススチールモデルとは異なる針の色と文字盤の仕上げ

ステンレススチールモデル
チタンモデル
チタンモデル

「クロノマット B01 42」、「スーパークロノマット B01 44」の今までのラインアップでは基本的にクロノグラフ秒針やインナーフランジの100進数の目盛りが赤色なのに対してこちらはライトブルーカラーで爽やかな印象を与えてくれます。
また、ダイヤル中央から外周に向かって放射状に筋目が入るサンレイ仕上げをダイヤルに施しているのですが、こちらは縦目のサテン仕上げを施した加工となっています。
他のモデルに比べてソリッド感のある印象でグレーカラーが引き立つ仕上がりを感じます。

ケースバックからは完全自社開発製造キャリバー01が見れる

ムーブメントの巻き上げに関わるローターがこちらのチタンモデルの「クロノマット」より新しい仕様の扇形の綺麗な仕上げを施されたものへと変更になっており、従来よりも更にムーブメントのパーツの動きも含めて見ながらお楽しみいただける仕様となっています。
パワーリザーブは70時間、メーカー保証は5年間あり、カレンダー早送りの禁止時間帯がないというとても実用的なムーブメントとなります。

ディプロインバックルもチタン製

ケースだけでなく、デュプロインバックル部もチタンになっているため、重みを感じず軽快な装着感を実現しています。
「クロノマット」シリーズの装着感に軽量さが合わさったことで、抜群の装着感へと生まれ変わっています。
そして、個人的にはチタン素材のグレーがかった色味がより堅牢さや無骨な雰囲気を感じさせてくれる点も魅力だと感じています。
ブライトリング渾身のラグジュアリースポーツモデルがまた一つ進化したコレクションといえます。
実物を手に取って体験していただきたいと強く思います。

以前、「クロノマット」の記事にてステンレススチールモデルの魅力についてご紹介したものがございます。
ぜひ、そちらの記事もご覧ください。

商品詳細(品番、価格)

ブライトリング
クロノマット B01 42
品番:EB0134101M1S1
ムーブメント:ブライトリング01(自社開発製造キャリバー)
パワーリザーブ:約70時間
素材:チタン(グレード5)
ケースサイズ:42mm
防水:200m
メーカー国際保証期間:5年
価格:¥1,303,500 -(税込)

ブライトリング
クロノマット B01 42
品番:EB0136251M1S1
ムーブメント:ブライトリング01(自社開発製造キャリバー)
パワーリザーブ:約70時間
素材:チタン(グレード5)
ケースサイズ:42mm
防水:200m
メーカー国際保証期間:5年
価格:¥1,441,000 -(税込)