こんにちは、澤本です。
2025年新作として登場した 「ナビタイマー B19 クロノグラフ 43 パーペチュアルカレンダー」
非常に希少性の高いモデルとして話題沸騰中です。
今回は他社パーペチュアルカレンダーとの違いやブライトリングの技術力、そしてその比類なき希少性を余すことなくご紹介します。

1. 他ブランドとの決定的な差―パーペチュアル搭載モデルの選択肢比較

高級時計界では、パーペチュアルカレンダー+クロノグラフは「パーフェクトドレスウォッチ」の象徴、これまで主に パテックフィリップ、ヴァシュロン、A.ランゲ&ゾーネ といったブランドが独占していました。
価格帯は数十万〜数百万ドル(日本円に換算すると約4000万円以上)、極めて手が届きにくい世界です。
一方、インディペンデント系ブランドの Habring² などは約25,000ドル前後(日本円で約370万)で提供していますが、製造規模やブランド力に限りがあります。
そのため、入手が極めて困難で流通経路がわかりません。
その中でブライトリングは、大手メジャーブランドとして初めて 永久カレンダー+クロノグラフを標準ラインに加えたことで、極めて革新的な存在となりました。
2. ブライトリング「B19」キャリバーの技術力

●初の永久カレンダー・クロノグラフ一体型ムーブメント
・キャリバー B19:ブライトリング初のパーペチュアル・クロノグラフ。ベースは名機 B01、そこにムーンフェイズ、日・月・曜日・閏年判別まで統合しています。
・精度を保証する COSC 認定、4Hz (28,800)の振動数、96時間パワーリザーブで、高い実用性と安定性を実現しています
・クロノグラフは コラムホイール+垂直クラッチ 機構を搭載し、スタート、リセットの作動がスムーズ (クロノグラフが作動している時にリセットボタンを押そうとしても押し切れない設計となっているため、誤操作防止にもなっている)


● デザインとユーザビリティの融合
・双針式複合サブダイヤル(同軸2本針)により、日付とクロノ分計算、曜日と秒などを明快に表示
・ムーンフェイズ(12時)+3‑6‑9時位置の統合表示により、ナビタイマーの伝統的デザインがそのまま残されつつ、情報量を高めています。
・ケース側面には ムーンフェイズ・曜日の調整用プッシュボタン を備え、ユーザーによる容易な修正が可能
※ マニュファクチュールキャリバーなので、機構にダメージを与える心配がなく、時間を問わずいつでも調整できます。
3. ナビタイマー B19 パーペチュアルカレンダーの注目すべき仕様

ナビタイマー B19 クロノグラフ 43 パーペチュアルカレンダー 140周年 アニバーサリー
品番:PB1920251C1A1
ムーブメント:キャリバーB19(クロノグラフ搭載パーペチュアル・カレンダー)
ケース素材:ステンレススチール(ベゼルにプラチナ使用)
ベルト:ステンレススチール
防水:3気圧防水
ケースサイズ:43mm
ケース厚:19.94mm
価格:¥4,829,000-(税込)


4. 比類なき希少性を強調

● 限定ではないが “革命的な希少性”
・キャリバーB19は、2024年発表時に 140本の限定モデルとして18Kゴールド仕様で展開され、圧倒的な注目を集めました。
・それに続いて 初のステンレス+プラチナ仕様が発表された2025年モデルは、限定ではないものの、技術的先進性と美しさから即完売必至と予想されています。
● ナビタイマーの象徴性と伝統
・“パイロットの必須ツール”として1950年代以降航空界で高く評価されたナビタイマーの系譜を継承しつつ、現代の複雑時計に昇華されたモデル。
・“次の100年動き続ける時計”と称されるキャリバー B19 は、文字通り世代を越えて受け継がれる逸品です。
5. 他社モデルとの違いを明確に

・パテックやランゲのパーペチュアル+クロノグラフは究極の贅沢ですが、価格は遥かに高額。非常に限られた方向けです。
・前述したHabring² は比較的良心的価格ながら、製造規模が限定的であり、ブライトリングのブランド力、技術力で世界展開に大きな差があります。
・一方、B19搭載のナビタイマーは、大手ブランドの信頼性と独自性、実用耐久性能を兼ね備え、一般市場において最も注目される「実用性と技術」が調和したパーペチュアルモデルとなっています。
まとめ

ブライトリングの「ナビタイマー B19 クロノグラフ 43 パーペチュアルカレンダー」は、ただの「希少モデル」ではありません。
・ブランドの信頼性と航空系アイコンであるナビタイマーの歴史
・高精度・高機能な自社製キャリバー B19 の搭載
・過去の限定モデルに続き登場した、新たなる「初入荷かつ技術革新モデル」
これらが相まって、当店初入荷の本モデルは、時計ファンやコレクターにとってまさに “今買うべき一品” となっています。
というのも、複雑機構といわれるパーペチュアルカレンダーはパーツの点数がとても多く、年間での製造には限界があります。
ブライトリングのメインとして展開されているキャリバー01で1つ製造するのに10ヶ月を要します。
それに加えてパーペチュアル機構を搭載することを考えると更なる期間がかかることとなります。
そのため、次回入荷は未定となるため、手にとってご覧いただけるのはとても珍しく、素晴らしい機会となります。
ぜひ当店でじっくりとご覧いただき、その魅力を肌で感じてください。お問い合わせも随時受け付けています。
投稿者:澤本