皆様こんにちは、森島です。
本日はブライトリングの数あるモデルの中でも高い人気を持つ「クロノマット B01 42」をご紹介いたします。
まず「クロノマット」について簡単にご説明いたします。
1980年代にイタリア空軍の曲技飛行隊である「フレッチェ・トリコローリ」がパイロット用のクロノグラフ時計製作を募集しました。
これに対して様々な時計ブランドが名乗りを上げ、既存モデルの中で商品を提案していましたが、当時のブライトリングを率いていたアーネスト・シュナイダーが直接パイロットにヒアリングを行い、要望に応えて出来たのが「クロノマット」です。
時計業界の中で「ラグスポ時計」という言葉を雑誌などでよく使用されることがありますが、クロノマットシリーズはその代表モデルの1つといっても過言ではありません。
「ラグスポ時計」とはスポーティーな要素とラグジュアリーな要素を取り入れた時計のことで、クロノマットは一目見るとクロノグラフ機能が搭載されていて、スポーティーな要素が強いように見えます。
しかし、細かなところに目を向けてみると「ラグジュアリー」な要素も見えてきて非常にバランスの取れた時計と感じることが出来ます。
まずは、時計本体です。
クロノマットのケースはポリッシュ仕上げ(艶出し)とサテン仕上げ(艶消し)を交互に使い分けています。
使い分けることによって時計自体に立体感が出るだけでなく程よい輝きが高級感を引き立ててくれるポイントの1つになります。
基本的にサテン仕上げを施したケースになりますが、横から見て上下端は手作業でポリッシュ仕上を行っております。
この作業を行うことで時計全体がスタイリッシュに見せることが出来るのでスポーティーな印象だけでなく高級感もより感じやすくするために作られています。
ベルトはクロノマット特有の「ルーローブレスレット」を使用しております。
「ルーロー」とはフランス語で「筒」を意味するように、ブレスレットのコマの形が筒状になっております。
ブレスレットの裏側は空洞ができている部分があるのも特徴的です。
筒状の形状にすることで肌触りが良く、裏側に空洞を作ることで汗をかいた時でも通気性を良くして不快感を感じることなく使用することができるように設計されています。
文字盤も時間を表すインデックスが立体的に作られており、3つのインダイヤル(3・6・9時に位置する目盛り)も少し段差をつけることでデザインだけでなく視認性の高い文字盤となります。
文字盤にはサンレイ加工を施すことで、光が反射して角度によって文字盤の見え方が変わるのも魅力的なポイントです。
腕に乗せるとこんな感じです。
ラグも短く垂直になっているので腕乗りがよく大きさを感じにくくなっております。
私も実際にクロノマット B01 42シリーズを使用していて感じることはリューズ(時間・日付・ゼンマイの巻き上げを行うパーツ)が丸くなっているのでリューズの操作が行いやすいことと、腕に時計を着けている際にリューズが手の甲に当たっても痛みや皮膚が赤くなることもほとんどない所は使っていても非常によく考えて設計されていると感じます。
今回ご紹介いたしましたクロノマットシリーズは、様々な場面や服装で合わせていただける他、文字盤カラーも豊富に揃っておりますのでお好きなモデルをお選びいただけます。
是非店頭でご覧になってみて下さい。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
ブライトリング
クロノマット B01 42
品番:AB0134101C1A1
ムーブメント:自動巻きクロノグラフ(ブライトリング01)
ケース素材:ステンレススチール
ベルト:ステンレススチール
防水:200m防水
サイズ:42mm
価格:¥1,160,500-(税込)