皆様、こんにちは。いつもブライトリング ブティック京都のブログをご愛読いただき、ありがとうございます。
本日は、これからの季節にぴったりな、爽やかで洗練された「ミントグリーン文字盤」のナビタイマーをご紹介いたします。シックな中にも大人の遊び心が感じられるカラーリングで、腕元に軽やかで都会的な印象を与えてくれる一本です。
また、ナビタイマーはその高い機能性とデザイン性で、多くの方々に愛されてきた歴史を持つモデルです。1952年の誕生以来、パイロットや冒険者たちの相棒として活躍してきたナビタイマーの歴史についても少し触れていきますので、ぜひお楽しみください。
2022年3月、ナビタイマーが70周年を迎え、デザインが新たに生まれ変わりました。クラシックな雰囲気はそのままに、現代の感性に合わせて進化したナビタイマーは、より多くの方に親しみやすいデザインへとアップデートされています。
そのデザイン変更の中でも、特に印象的なのが「AOPA(アメリカ航空協会)」の象徴であるウィングロゴが復活したことです。このウィングロゴは、12時位置に配された羽のようなデザインが特徴で、ナビタイマーのアイデンティティを象徴する重要なパーツです。実は、このロゴには少し深いストーリーが秘められているんです。
もともと1950年代、AOPAのメンバー向けに作られた特別なモデルに使用されていたこのロゴ。パイロットたちが信頼のおけるパートナーとして選んだ証でもありました。ブライトリングのナビタイマーは、航空業界との強い結びつきを象徴するモデルであり、このウィングロゴの復活は、伝統と革新を融合させるブライトリングの精神を表現しているのです。
ナビタイマーの長い歴史を継承しつつも、新しい時代にふさわしいスタイルで再登場したこのモデル、詳しく見ていきたいと思います。
AOPAロゴについて
写真をご覧いただくと、12時位置に「AOPA」のウィングロゴがあるのにお気づきでしょうか?これまでのモデルにあったBロゴはエレガントな印象でしたが、ウィングロゴはスマートさに加え、精悍な雰囲気も持ち合わせています。「前のモデルは少し落ち着きすぎている」と感じていた方にも、今回のデザイン変更でご満足いただけると思います。
ちなみにAOPAとは(Aircraft Owners and Pilots Association)の略称で
1939年に設立された世界パイロット協会(アメリカの非営利団体)です。
メリーランド州フレデリックを拠点とし、主に一般航空の支援を今でも世界中で行っています。
さて、ここで少し歴史を振り返りましょう。ナビタイマーの初代モデルにはブライトリングのロゴがなく、AOPAのロゴだけが使われていました。これはなぜかというと、1952年、AOPA(アメリカ航空協会)がパイロット専用のクロノグラフ時計の開発をブライトリングに依頼したことに始まります。当初はAOPAの会員向けの特別モデルだったため、ブライトリングの名は文字盤に載せられていなかったのです。
さらに1955年の夏、AOPAは会員数の拡大を目指し、最も多く新会員を紹介した人にナビタイマーを贈るというキャンペーンを行い、航空雑誌「Flying」にも取り上げられるほど話題となりました。そして同年の年末、ブライトリングのロゴが加えられ、一般販売モデルとして登場したのです。このように、ウィングロゴ一つとっても、ナビタイマーには数多くの歴史やストーリーが隠されています。
ナビタイマーを着けるたびに、「この時計は当時のパイロットの腕にもあったのか…」と歴史に思いを馳せることができるのも、このモデルの醍醐味ですね。
ムーブメント(ブライトリング01について)
さて、ナビタイマーには完全自社製のムーブメント「ブライトリング01」が搭載されています。高性能を誇るこのムーブメントの魅力の一つが、日付変更の際に特定の時間帯を気にせず操作できることです。一般的な機械式時計は夜8時から深夜3時の間に日付変更を避ける必要がありますが、ブライトリング01ではこの制約がなく、いつでも安心して日付を調整することができます。「時計が止まってしまった時も、昼夜を気にせず手軽に操作できる」という点は、特に忙しい方にとって非常に便利です。
さらに、クロノグラフの使用時にも、操作ミスを防ぐ工夫が施されています。スタート状態ではリセットボタンが押せない仕様になっているため、誤操作によるムーブメントの故障リスクを減らし、初心者の方でも安心してご使用いただけます。
ブライトリング01が発表されたのは、ブランドの125周年を迎えた2009年。そして、ナビタイマーに初めて搭載されたのは2011年です。このムーブメントの製造プロセスでは、コンピューターによる管理と技術者の手作業が見事に融合し、各パーツは非常に精密に作り上げられています。最終的にスイスの厳格な時計精度検査機関「COSC」による認証も受けており、その精度は保証済みです。
加えて、ブライトリング01は修理やメンテナンスの際にも部品が扱いやすく、比較的スムーズにお戻しすることができる点でも安心してお使いいただけます。ナビタイマーの魅力をさらに引き立てるこのムーブメントを、ぜひ一度ご体感ください。
COSCとは?
【Controle Office Suisse des Chronometres】の略称。
スイスの5つの州(ベルン、ジュネーブ、ヌーシャテル、ゾロトゥルン、ヴォー)とFederation of the Swiss Watch IndustryFH(=東京にあるスイス時計協会FHのスイス本部)により、1973年に非営利団体としてラ・ショー・ド・フォンに設立。
現在、検定のための試験を行う検定センターはスイス国内にビエンヌ、ジュネーブ、ル・ロックルの3ヶ所にあります。
厳しい検定とは?
クロノメーターの検定方法には、16日間(15昼夜)の試験プログラムから、平均日差(1日につき-4秒から+6秒)、平均標準偏差、最大標準偏差、水平位置、垂直位置の歩度の差、最大偏差、温度変化に対する偏差、総合日差をそれぞれ計測します。
そして、計測された全ての数値が定められた最低必要条件を満たした腕時計のみが検定をパスし、COSCクロノメーターとしての称号を得られます。
バックル
ナビタイマーに採用されている「フォールディングバックル式」についてご紹介いたします。このバックルは、一度ご自身の腕周りのサイズに合わせて調整しておくと、その後はワンタッチで着脱が可能な便利な仕様です。これにより、ベルトの傷みも最小限に抑えられるので、時計を長く美しい状態でお使いいただけます。
さらに、フォールディングバックルは着けやすいことも魅力です。忙しい朝の出勤前などでも、さっと手早く装着できるため、毎日を快適に過ごしたい方にとてもおすすめです。
恒例!男性スタッフの試着イメージ
今回は、男性スタッフにナビタイマーのミントグリーンモデルを実際に試着してもらいました!ミントグリーンの文字盤はとてもお洒落で、爽やかなカラーが印象的です。さらに、文字盤の縁にある黒のインナーベゼルが淡い色合いを引き締め、男性らしいクールさと落ち着きを引き立ててくれます。
このモデルは、身につける場所によって照明や自然光の具合で文字盤の色味が微妙に変化します。視認性をしっかり保ちながら、様々な表情を見せてくれるため、長く愛用しても飽きが来ないのも魅力です。
いかがでしたか?ナビタイマーにはこのようにデザインと歴史の両面で魅力的なモデルが揃っています。ぜひ一度、当店でブライトリングの世界観に触れてみてください。皆様のご来店を心よりお待ちしております。
スペック&ローンシミュレーション
ブライトリング
ナビタイマー B01 クロノグラフ 43
品番:AB0138241L1P1
ムーブメント:自動巻きクロノグラフ(ブライトリング01)
ケース素材:ステンレススチール
ベルト:アリゲーターストラップ
防水:3気圧防水
サイズ:43mm
その他特徴:COSC公認クロノメーター
パワーリザーブ約70時間
クロノグラフ:1/4秒, 30分計, 12時間計
振動数:28,800回/時
日付表示窓
ねじ込み式(サファイアクリスタル)ケースバック
両方向回転ベゼル、回転計算尺
ドーム型両面無反射コーティング済みサファイアクリスタルガラス
ブライトリング ブティック限定
価格:¥1,188,000 -(税込)
ご紹介モデルを金利手数料0%のスマートクレジットを適用すると月々¥19,800-×60回でのご購入が可能です。