こんにちは、澤本です。
ブライトリング注目のダイバーズウォッチ「スーパーオーシャン」、新旧で何が違うのかとお問い合わせをいただいておりますので、今回はこちらの記事にてご紹介致します。
見た目がまず違うことはご承知だと思いますが、細かな点にフォーカスしてご紹介していきます。
お楽しみいただけると嬉しいです。

正面

正面から見るとまずはダイヤルに目がいくのではないかと思います。
そうです。インデックスや針の形状、ロゴマークも”ウイングロゴ”と”Bロゴ”で異なります。
ベゼルやその他については後ほどご紹介致します。
まず、針の形状が大きく異なり、今回は1960年代に登場した「スーパーオーシャン スローモーション」というコレクションからインスパイアされたデザインを踏襲しています。
そのため、ロゴマークも伝統深い”Bロゴ”を採用している理由の一つとなります。
インデックスも5分毎と細かなものとフランジとダイヤルで分けられたことで視認性が高まるだけでなく、レトロな雰囲気も感じさせてくれます。
大型のインデックスや針には、夜光塗料を使用しているので、暗所でも高い視認性を確保してくれているのは、プロユースでの使用も考慮したブライトリングの製品哲学が体現された形と言えます。
また、デイト表示を省いたことで時間合わせなどが容易になったので、日付操作での誤操作がなくなり、簡単に操作ができるのは嬉しい仕様です。

ベゼル

ベゼルの着色された箇所から注目しますが、旧モデルはバーニッシュラッカー仕上げというラッカー塗料を焼き付けた方法でしたが、今回は耐傷性に優れたハイテク素材セラミックをベゼルリングに採用、退色もないことから長期間美しい美観を保持してくれます。
続いて、ベゼルの刻みの細かさを少なくしながらも手がかりのいい幅のある刻みへと変更し、立体感のある溝になったことにより、ポリッシュ仕上げの刻みと艶消しの溝の仕上げの美しいコントラストが高級感も演出してくれる嬉しい仕様へと昇華されています。
ケースの仕上げもサテン仕上げとポリッシュ仕上げを組み合わせたことで、メタルの質感の魅力を高めてくれています。

ラバーベルト

今回はラバーベルトでの比較となりますが、デザインが大きく変更されています。
スポーティでカジュアルな印象の「BREITLING」のエンボスが効いたものから、布の折り柄を取り入れた繊細な加工がなされたものへと変更になっています。
ヨットのセイルなど布との関係性も強い海のイメージを彷彿とさせてくれる新デザインは旧モデルと違った魅力を感じさせてくれますね。

バックル

こちらはロゴマークの変更だけでなく、サテンとポリッシュの仕上げを組み合わせたものであり、ポリッシュ面がサテンの面に比べ段差がついたデザインとなります。
また、プッシュボタンが丸型になったことで、押しやすくなりました。
全体的に少し、丸みを帯びたデザインになったこともあり、腕元へのしっくりとした馴染感もアップしています。

リューズ側

リューズガードは堅牢なケースデザインが特徴だった”旧スーパーオーシャン”から、操作のし易いリューズガードへと変更されています。
リューズガードとしての役割はしっかりと維持しながらもリューズ部に至るまでに少し細めにシェイプしていることで、リューズへの手がかりが向上し、操作性が高まっています。

着用感

時計の厚みが1.0mm程薄くなっていることもあり、腕元に乗せたときのボリューム感が軽減されています。
しかし、見た目のインパクトはしっかりとあるので薄手になったことで起きる貧弱な印象は一切なく、むしろ着用しやすさが際立つ仕上がり。
オフィスシーンでも活躍してくれるダイバーズへと生まれ変わった印象です。
ベゼルの角が立っていないことからも袖口へのダメージが気にならず、Yシャツでのご利用もオススメです。

商品の細かなスペックに関しては下記にてご紹介致します。

商品詳細

いかがでしたか？
個人的には従来のモデルよりもスマートながらもブライトリングの伝統をしっかりと継承した素晴らしいダイバーズウォッチに仕上がったと感じています。
サテン仕上げの番手の細かさも上がっているようで、しっかりと高級感が演出されており、時計業界としても賑わいを見せてくれると感じております。
今回ご紹介したのは、ステンレススチールモデルでしたが、ブロンズ素材を使用したコレクションも登場しているので、カラーリングだけでなくご自身だけの楽しみ方もできる商品展開があるのは嬉しい点だと言えます。
是非、新しくなった「スーパーオーシャン」を店頭にて実際にご覧くださいませ。