ナビタイマー

ナビタイマー『AOPAロゴ』について迫る…

皆様こんにちは、宮崎です。
11月に突入し、年末という言葉がなんとなく頭をよぎる今日この頃です。
本日は、そんな時期に着けたくなるような、渋く大人な印象のグリーン文字盤のナビタイマーをご紹介していきます。
そちらと同時にナビタイマーの歴史に関してもお伝えしていこうと思います!

2022年3月にナビタイマー70周年を迎えデザインが一新されより親しみやすくなったナビタイマー。
変更された点は沢山ございますが、その中でも初代ナビタイマーに使われていた『AOPA』という団体のロゴでもあるウィングロゴ(12時位置にある羽のようなロゴ)が帰ってきたという点がとても印象的ですね。こちらのロゴにもちょっと深いストーリーが隠されていたんです…!
のぞき見してみましょう。

AOPAロゴについて

上の写真を見ていただくと12時側に『AOPA』のウィングロゴがあるのがお分かりになられますか?
以前のモデルのBロゴはエレガントな印象がございましたが、ウィングロゴはスマートながらも精悍なイメージを与えてくれます。
旧モデルはちょっと落ち着いてるな…と思われていた方にもご満足いただけます!

ちなみに、誕生当時のナビタイマーにはブライトリングのロゴは入っておらず『AOPA』ロゴのみでした。
「ブライトリングが開発を行っているのにどういうことだろうか?」とお思いになられた方もいらっしゃるはず。
簡単にではありますがご説明していきますね!

ちなみにAOPAとは(Aircraft Owners and Pilots Association)の略称で
1939年に設立された世界パイロット協会(アメリカの非営利団体)です。
メリーランド州フレデリックを拠点とし、主に一般航空の支援を今でも世界中で行っています。

さて、初代ナビタイマーにはなぜブライトリングのロゴがないのかということですが、疑問に思うところですよね。
その理由というのは、『AOPA』がパイロットに向けた新しいクロノグラフの時計を製作するようにブライトリングに依頼したからです。
会員であるパイロット専用に製作されたため、1952年から1954年当時はブライトリングのロゴがなかったのですね。
また、1955年の夏頃には『AOPA』の会員数を増やす為に、最も多く新会員を紹介した人の賞品として「Flying誌」という航空雑誌に取り上げられたこともあるほど人気を博していました。
そして、同年の年末にブライトリングの名を入れての一般販売になったということです。
ロゴの一つにも、モデルの歴史やストーリーが隠されているなんてとてもロマンチックですよね!
時間を確認する際にふと「当時のパイロットも着けていたのか…」と歴史に浸れるというのもナビタイマーならではの楽しみです。

ムーブメント(ブライトリング01について)

ナビタイマーには完全自社製であるブライトリング01が搭載されております。
お時計の日付を変更する際に変更をしてはいけない時間帯があるということはご存じですか?
夜の8時から深夜3時の間がその時間帯に該当いたします。
止まっていた場合、昼夜区別してから変えないと故障の原因になってしまうという点は面倒だなと思われる方も多いのではないでしょうか?
ですが、こちらのブライトリング01のムーブメントに関しましては、日付変更の時間帯も気にせずいつでも変更でき、気を遣わず操作出来ますのでとても魅力的ですね。
また、クロノグラフ(ストップウォッチ)を使用する際の誤作動も防ぐように、スタート時にはリセットボタン(上記の写真で左のプッシュボタン)が押せないようになっていたりと初めてお使いになる方にもおすすめです。

こちらのムーブメント、発表されたのはそんなに昔の事ではございません。
ブライトリング125周年を迎えた2009年に発表されております。
そして、ナビタイマーに初めてブライトリング01が搭載されたのは2011年です。
ブライトリング01の製造時は、コンピューターで管理を行う部分と技術者が介入する部分に振り分けられており、ムーブメントに使われる各パーツをより精密に作り上げられ、技術者の手で一つ一つ丁寧に部品を組み立てているということからCOSC(Controle Office Suisse des Chronometresの略称でスイスのラ・ショー・ド・フォンにある時計の精度を厳しく測定する機関)に合格することが出来ます。
お使いいただく上での精度は勿論のこと、お修理に出される際にも直しやすく、比較的早くお手元に戻るといった面でも安心してお使いいただけます。

COSCとは?
Controle Office Suisse des Chronometres】の略称。
スイスの5つの州(ベルン、ジュネーブ、ヌーシャテル、ゾロトゥルン、ヴォー)とFederation of the Swiss Watch IndustryFH(=東京にあるスイス時計協会FHのスイス本部)により、1973年に非営利団体としてラ・ショー・ド・フォンに設立。
現在、検定のための試験を行う検定センターはスイス国内にビエンヌ、ジュネーブ、ル・ロックルの3ヶ所にあります。


厳しい検定とは?
クロノメーターの検定方法には、16日間(15昼夜)の試験プログラムから、平均日差(1日につき-4秒から+6秒)、平均標準偏差最大標準偏差水平位置垂直位置の歩度の差最大偏差温度変化に対する偏差総合日差をそれぞれ計測します。
そして、計測された全ての数値が定められた最低必要条件を満たした腕時計のみが検定をパスし、COSCクロノメーターとしての称号を得られます。

バックル

バックルはフォールディングバックル式です。予め、ご自身の腕周りのサイズに合わせて頂きますとその後はワンタッチで着脱出来ますのでベルトの傷みも少ないです。何より着けやすいのでお忙しい出勤前などの時には、さっと着けて頂けますのでとてもおすすめです!

恒例!男性スタッフの試着イメージ

実際に男性スタッフに試着してもらいました!
深いグリーンのお色味がとても渋く、おしゃれな印象を醸し出してくれていますね。
着ける場所によっては文字盤が黒っぽく見えたり、少し明るいグリーンに見えたりしますので、飽きが来ず長くご使用いただけます。

いかがでしたか?
歴史の面でも魅力的なモデルが沢山ございますので、是非当店にお越し頂きブライトリングの世界観に浸って頂けたらと思います!
皆様のご来店を心よりお待ちしております。

スペック&ローンシミュレーション

ブライトリング
ナビタイマー B01 クロノグラフ 46

品番:AB0137241L1P1
ムーブメント:自動巻きクロノグラフ(ブライトリング01)
ケース素材:ステンレススチール
ベルト:アリゲーターストラップ
防水:3気圧防水
サイズ:46mm
その他特徴:パワーリザーブ約70時間
両方向回転ベゼル、回転計算尺
ドーム型両面無反射コーティング済みサファイアクリスタルガラス
ねじ込み式(サファイアクリスタル)ケースバック

価格:¥1,215,500-(税込)

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