クロノマット

コレが話題のクロノマット?1週間着用してわかったこと、感じたことを徹底レビュー

こんにちは、澤本です。
いつもブライトリング ブティック 京都のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

さて、今回はブライトリング渾身のラグジュアリースポーツモデルとして展開されている「クロノマット」シリーズの中から日本限定となる特別仕様の「クロノマット B01 42 ジャパン エディション」の実機レビューを細かく行っていきます。
いつもと違う点は実際に使用して感じたことを細かくお伝えできればと思っています。
使用した上での感覚は個人差があるかと思いますので、既にご愛用されている方とは少し異なることもあるかと思います。
その点はご容赦いただけると幸いです。

まず、見た目ですが…個人的にドンピシャのモノトーンダイヤル。
レギュラーモデルはクロノグラフ秒針に差し色でレッドカラーを採用しているのですが、こちらはシックな印象を与えてくれるシルバーカラーの針となっています。
ブラックとシルバーの組み合わせとなっているので、どのような装いにも合わせやすいだけでなく、スポーティで男らしさや精悍さも感じられます。
ステンレスブレスレットなのでビジネスシーンにはピッタリなのはもちろんですが、レザージャケットに合わせていただくのも男らしく素敵だと思います。
暖かい季節ですとTシャツとデニムのコーデにサラッと合わせるとシンプルな装いの中に輝く腕元がアクセントとなり粋だと思います。

早速使用感になりますが、ケースサイズ42mmなので一般的に身につけやすいサイズ感となります。
私の手首周りは約16cmと細めなので、大きさを気にすることもありましたが身につけると腕元にスッと馴染むような感覚です。
クロノグラフということでプッシュボタンがある点、リューズガードがあることから少しボリュームがあるように感じますが、むしろケースのラグがかなりスマートなタイプなので、コンパクトながらも主張もしっかりと出ているバランスが取れた仕上がりです。
角張った箇所がなく時計全体のフォルムが良く計算されており、袖口への収まりも良いです。
(画像では時計が見れるように撮影しております。)
クロノマット」らしさの一つであるベゼルにある4点のライダータブは突起のあるものからスマートな形状へと変更になっており、しっかりとDNAを継承しながらデザインが昇華されています。

ポリッシュ仕上げとサテン仕上げを上手く使い分けることでメタルらしい質感とコントラストが生まれます。
サテン仕上げがメインで角に綺麗なポリッシュ仕上げを行うことで引っかかりがなくなることもそうですが、より美しい外観へと変わり高級感が際立ちます。
流線型のフォルムにポイントでキラッと輝くポリッシュ仕上げの箇所がアクセントとなり、スポーティさも感じられます。
個人的にはこのケースラグの箇所のフォルムがとても好きです。

話が少し変わりますが、人によってはもう少し小さめが良いという方もいらっしゃると思いますので、そういった方には「クロノマット オートマチック GMT 40」もオススメです。
デザインもこちらのモデルよりもシンプルなものとなります。
下記リンク先にてご紹介記事がございますので、ぜひご覧くださいませ。

実際、小振りな時計や薄型なものになりますとブレスレットの厚みも薄くなることから耐久性での懸念点や見た目としての高級感に心細さが出たりします。
しかし、こちらはケースラグからの流線的な印象を損なわないようにブレスレットを薄くしながらもそういった懸念点を最小限にした仕上がりだと感じます。
ワンプッシュで開閉するバタフライタイプのクラスプも薄手ながらもしっかりとしています。
ここで一つ…お客様からいただくお声で「ブレスレットを調整するピンが従来の”ネジ式”ではなく”叩きピン”なのは残念」というお声があります。
確かに過去の製品を見てもその箇所に関してはネジ式を採用していることが多く、現在も大半の製品がそうなっています。
ではなぜ、こちらのブレスレットがそうなっていないかというと、現実的にその仕様にする必要がなかったからです。
一般的なブレスレットは可動域が多いこともあり、ピンの摩耗が早いことからネジ式にして外れにくくすることがあります。
しかし、こちらはブレスレットの可動域が通常よりも少なくても腕元のラインにしっかりと沿うように設計されています。
また、ブレスレットを薄型にしたことでネジ式だとネジが細くなり、ネジ自体の耐久性に難が出てしまい、ブレスレット調整時などにネジが折れて壊れてしまうことが起きるからです。
それらを踏まえ、こちらのルーローブレスレットは薄型かつ軽量という点を実現しながらも長年使用することで起こる金属疲労などブレスレットの伸びによる垂れが起きにくいように製作されたものとなります。
実際に私が使用している「ナビタイマー」もブレスレットの垂れが少ない部類にはなるのですが、多少感じることがありました。
しかし、こちらは愛用されている方の時計を拝見してもそういったことがなく、しっかりとした状態がキープされており、素晴らしいなと感じていました。
ブレスレットのコマを分解するとその理由がわかるかと思いますので、別記事にてそちらを投稿いたします。

身につけて感じたことが他にもあります。
時計を手に持つと重量を感じますが、腕元につけるとつけている事を忘れてしまう程の装着性の高さが感じられます。
肌馴染みの良さ、ウォッチヘッド(本体)とブレスレットの絶妙な重量バランスがこの点を実現してくれているのだと思います。

従来のブライトリングの製品はウォッチヘッドの重量がブレスレットに比べて重たいことや、裏蓋の厚みがあったことで肌からウォッチヘッドが浮いてしまう状態となり、腕元でウォッチヘッドが揺れてしまいやすくなるので揺れた時の時計が重たく感じるということが多々ありました。
ご愛用になられている方でそういった事を感じられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その逆で重みが良いという方ももちろんいらっしゃると思います。
一人一人感じ方は違うとは思いますが、腕元に馴染む感覚がとても心地よく、個人的にはとてもオススメです。
ミリ単位での腕周りの調整はできませんが、この馴染む感覚は抜群だと思います。

ブライトリング
クロノマット B01 42 ジャパンエディション
品番:AB0134101B2A1
ムーブメント:ブライトリング01(自社開発製造キャリバー 自動巻クロノグラフ)
ケース素材:ステンレススチール
ベルト:ステンレススチール
防水:200m防水
サイズ:42mm
価格:¥1,160,500-(税込)

ご紹介したモデルは、金利手数料0%のスマートクレジットでご利用いただけます。
ご利用いただくと月々¥19,300- ×59回 初回¥21,800-でお求めいただけます。

ご紹介の「クロノマット B01 42 ジャパン エディション」は、今までブライトリングの製品に対して苦手意識があった方にもご満足いただける1本なのではないかと個人的に強く思います。
それは記事中にも記載しておりますが、サイズ感や着用感が従来のプロフェッショナルに向けた技術は変わらないにも関わらず、現代のライフスタイルに合った製品へとアップデートされているからです。
もちろん、すべての方に合うわけではないですが、多くの方から「身につけにくかったイメージが変わった」というお声もいただきます。
ご説明しきれていない箇所もありますが、また違う記事にてご紹介いたしますので、そちらもご覧いただけると嬉しいです。

また実機を手に取ってご覧いただくことでわかることもあるかと思いますので、ぜひ手に取ってご覧くださいませ。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。

今回の「クロノマット」以外にも細部に至って感じたことなどをお伝えできればと考えています。
今後の投稿で何かご希望などございましたら、お問い合わせも含め、下記お問い合わせフォームよりお気軽にお答えいただけると幸いです。