クロノマット, ナビタイマー

ブライトリングのスタッフになって1年がたった西川が感じたブライトリングの持つ4つの魅力をご紹介【前編】

皆様こんにちは。
いつもブライトリングブティック京都のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

本日は100万円台の価格帯で購入できるブランドとしては、数少ない独立ブランドとも言われているブライトリングから時計選びを始めるメリットをご紹介しようと思います。
なぜ「独立ブランド」であることが、ブライトリングの魅力につながるのでしょうか?
その理由を4つに分けてご紹介します。 
今回は前編・後編に分けた非常に長いブログになりますので、一息ついてゆっくりご覧になってください。

グループに属するメリット・デメリット

現在の時計業界を分類するとき、ブランドがどのグループに属しているかは非常に重要な要素になります。
多くの時計ブランドは、大手グループに所属しており、これらのグループを「コングロマリット」と呼びます。
代表的な時計業界のコングロマリットには、以下のようなものがあります。

  • スウォッチグループ(オメガ、ブレゲ、ロンジン、ハミルトンなど)
  • リシュモングループ(IWC、パネライ、カルティエ、ジャガー・ルクルトなど)
  • LVMHグループ(タグ・ホイヤー、ウブロ、ゼニスなど)

これらのグループに属することで受けられるメリットと、避けられないデメリットがあります。

【メリット】
資金力が増加
→ 大手グループの豊富な資本力によって、広告宣伝が大規模に行われ、ブランドの認知度が向上する。
技術の共有が可能
→ グループ内でムーブメントや部品を共有することで、技術力の向上やコスト削減が可能。
ブランド存続の安心感
→ グループのバックアップにより、ブランドが急に消滅する心配が少ない。 
【デメリット】
利益優先になりやすい
→ コストパフォーマンスを重視しすぎて、ブランドの「こだわり」が犠牲になることがある。
独自性が失われる可能性
→ グループ内での技術共有により、他ブランドとの差別化が難しくなる。
ブランドの方向性が頻繁に変わる
→ CEOの交代などによって、商品のデザインや価格帯が大きく変わることがある。
ブランド間の価格調整が発生する
→ グループ全体の戦略に基づいて、頻繁に価格改定が行われることがある。 

独立ブランドのメリット・デメリット

コングロマリットに属するブランドとは異なり、独立ブランドは自由度の高い経営が可能です。
ブライトリングは、こうした独立ブランドの代表格であり、その強みが時計のクオリティや商品展開に表れています。

【メリット】
ブランド価値を守れる
→ グループの利益追求に左右されず、ブランドの哲学や独自性を貫くことができる。
価格設定を自社で決められる
→ ムーブメントを含めた自社製造の割合が高いため、価格決定権を持ち、適正な価格を設定できる。
多彩な商品展開が可能
→ ブライトリングは「陸・海・空」の世界観を持ち、9種類の豊富なラインナップを展開。
細部にまでこだわった製品づくり
→ ブレスレットにまで名前をつけるほど、細部にまでこだわった時計作りを徹底している。 
【デメリット】
生産本数が限られる
→ 部品供給を外部に頼らない分、大量生産が難しく、年間の生産本数が限られてしまう。
価格帯が高くなりやすい
→ 少量生産のため、一つひとつの時計のコストが高くなり、価格も上がりやすい。
広告宣伝費が限られる
→ 巨額の広告費をかけることが難しく、オリンピックやF1などの大規模スポンサーとしては目立ちにくい。 

コングロマリットに属しているブランドは、安定感がある一方で、個性を打ち出しにくいという特徴があります。
一方で、独立ブランドであるブライトリングは、自由な発想で商品開発ができるため、よりブランドの哲学が色濃く反映された時計を生み出すことができます。

時計選びに「正解」はない。だからこそ、実際に足を運んでみませんか?

これまで、コングロマリットに所属するブランド独立系ブランドのメリット・デメリットについてお話ししました。
では、結局のところ、どちらのブランドを選ぶべきなのか?
満足度の高い買い物ができるのは、どちらなのか?

答えは…「正解はない」と思います。

時計選びにおいて最も大切なのは、「どのブランドが良いか」ではなく、「自分が納得できる一本に出会えるかどうか」だからです。
ネットの情報だけでは分からないことがある

現代では、ネットでたくさんの情報を得ることができます。
しかし、時計の本当の魅力や違いは、ネットの情報だけでは分かりづらい部分も多いのです。

例えば…
「自社キャリバー」と「自社製キャリバー」の違い
同じシリーズなのに価格差がある理由
価格据え置きでも、キャリバーのグレードが変わる(いわゆるステルス値上げ)

こうした専門的な内容は、情報を集めるだけでは正しく理解するのが難しいですし、私たち販売スタッフでさえ、2年以上かけてやっと覚えるような複雑な知識もあります。
だからこそ、実際にお店に足を運び、直接時計を見て、触れて、スタッフに話を聞くことがとても重要なのです。 

時計は、単なる時間を確認するための道具ではありません。
趣味として楽しむもの
ファッションの一部として身に着けるもの
一生ものの相棒として選ぶもの

だからこそ、選ぶ基準も人それぞれ違います。
「どんなシーンで使いたいか」「どんなデザインが好みか」「どんなストーリーを持つ時計なのか」など、実際に目で見て、手に取って、感じたことが最も大切になります。

私たちスタッフは、そうした時計選びのお手伝いをするためにいます。
どんな些細なことでも構いませんので、ぜひお気軽にお声がけください。

ブライトリングブティック京都で、あなたにぴったりの一本を一緒に探しましょう!
ご来店を心よりお待ちしております。