クロノマット, ナビタイマー

時計に詳しくなりたい方必見!時計の着け心地を判断するポイントを詳しくご紹介~見た目で分かる事編~

皆様こんにちは。
いつもブライトリングブティック京都のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

今回は前回のブログでご紹介した内容を深堀していきたいと思います。
前回は腕周りが日本人の平均より一回り以上小さい西川がかっこよく着けられる時計を3本ご紹介しております。

前回ブログ内で「なんで細腕でも大きいサイズを着けられるの?」という項目内で以下の点をご紹介しています。
・時計のラグtoラグ(全長)が腕からはみ出ない
・時計の重心が腕側である
・腕との接地面積が大きい
今回はこちらの内容を写真で見比べながら解説していこうと思います。 

①時計のラグtoラグ(全長)が腕からはみ出ない

時計選びをされる際に時計のケースサイズを気にして見に来られる方が増えました
しかしながら今回のテーマである時計の着け心地にはケース径の数字はあまり関係がありません
それよりも「ラグtoラグ」と呼ばれる長さが非常に重要な要素と言われています。
そもそも「ラグ」とは時計にストラップを付けるためにある突起の事です。
ブレスレットやストラップが最初に折曲がる場所と思っていただければと思います。
そして「ラグtoラグ」は時計の12時側のラグから6時側のラグの事になります。

写真にある「ナビタイマー B01 クロノグラフ 43」のラグtoラグに線を引くと腕の上に収まっているのがお分かりいただけると思います。
お好みにもよりますがだいたいラグtoラグが腕周りの8割くらいになるように選ばれると着用していても綺麗に見えます
テーマである着け心地のよさという意味では西川の腕であれば46mmケースまでは乗せることが出来てしまいます。
参考までに41mm・43mm・46mmの各ケースの着用写真ですのでお好みのサイズ感を見つけてください!

②時計の重心が腕側である

これに関してはなかなか難しい部分でもあります。
時計の重心がどこにあるのかというと時計の時間を合わせるリューズと呼ばれる部分を見ると分かります
構造上このリューズと呼ばれる部分の延長線上にムーブメントがあるからです。
真横から時計を見た時にこのリューズの位置が腕側にあるか否かで判断します。

新旧のナビタイマーを横から見比べてみるとわずかですが旧バージョンのナビタイマーの方が時計のおなか部分が出ているのが分かると思います。
実際にケースの段差を数えてみると旧バージョンは2段、新バージョンは1段となっています。

この違いで何が生まれるかというと、大きく着用感が変わります。
最近はそうでもないらしいですが、高層ビルと平屋の家で地震が来た時に揺れそうなのは?という問題と同様に、重心が高ければ高いほど揺れやすいというのは時計も同じです。
重心を腕側に落とすことで着用時に揺れることがない時計となっています。

③腕との接地面積が大きい

最後は腕との接地面積が1番重要です。
こちらも横から見た時に腕にピタッと張り付くように時計があるかです。
接地面積が小さいと安定するのが難しいというのは時計に限った話ではないはずです。
それを判断する為に見るべきポイントはこちらです。

見比べてみると①でご説明したラグと腕の間に隙間があると思います。
隙間のない写真と見比べてみてください。

実はこの部分は近年になってやっと改善された部分でもあります。
この部分に隙間があるとどれだけケース径を小さくしてもつけ心地の改善には至りません
2022年にリニューアルされたナビタイマーも実はこの部分に着目されてケースが変更されています。

まとめ

いかがでしたか?
ネットで時計を買うことが出来る時代ですが、試着してみて分かる部分は非常に多いと思います
実際にネットで時計を購入する方の割合が非常に少ないのが日本というお国柄でもあります。
アメリカ人は50%以上の方がネットで時計を購入した経験がある中、日本人は約7%程度との調査結果があるそうです。
是非店頭でお試しいただき、以前までの時計と着け比べて見てはいかがでしょうか?

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