皆様こんにちは。西川です。
いつもブライトリングブティック京都のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
本日は2024年3月に発表された「ナビタイマーオートマチック41mm」をご紹介致します。
往年のパイロットウォッチの名機といえば?という質問の答えはほぼ決まってナビタイマーと言われる名作中の名作。
そんな70年以上の歴史を持つナビタイマーから新作と登場したモデルです。
ぜひ最後までお付き合いください。
今回ご紹介するのはこちら
ナビタイマー オートマチック 41
品番:U17329F41G1P1
価格:¥1,030,700(税込)
ムーブメント: 自動巻き(ブライトリング 17)
ケース素材: ステンレススチール&18Kレッドゴールド
ベルト :アリゲーターストラップ
防水:3気圧防水
サイズ: 41.0mm
その他特徴
COSC公認クロノメーター
パワーリザーブ:約38時間
振動数:28,800回/時
両方向回転ベゼル、回転計算尺
ねじ込み式ケースバック
リューズ:非ねじ込みロック式、2ガスケット
ドーム型両面無反射コーティング済みサファイアクリスタルガラス
ナビタイマーとは
今回ご紹介するモデル名にもある「ナビタイマー」とはそもそも何なのかそんなところからお話していこうと思います。
まず【ブライトリング】というブランドは航空業界と結びつきの強いブランドであることが特徴です。
「ナビタイマー」は人が空を飛べるようになり、戦闘パイロットの時代から今でいうJALやANAのような民間パイロットが活躍する時代に合わせて誕生した時計業界でも1・2を争う名機です。
そんなナビタイマーの特徴は回転計算尺と言われているデザインにあります。
今の様にコンピューターが発達していない時代のパイロットはフライトコンピューターと呼ばれている回転計算尺を使用していました。(コンピューター化された現在もパイロットの試験には出題されるので必須技能とも言えます。)
そのフライトコンピューターで何が出来るかというと、「速度」「距離」「時間」「燃料」を瞬時に計算できるという優れモノでした。
その機能を腕時計に載せた時計こそが「ナビタイマー」となります。
ちなみに、Wikipediaでフライトコンピューターを検索すると、下の方に「市販しているフライトコンピューター」にブライトリングのナビタイマーが紹介されています(笑)
ナビタイマーの魅力
ナビタイマーの魅力は語りつくせませんが、一つ絞って挙げるのであれば「使いやすさ」ではないかなと思います。
もともとoomiya京都店に勤務していたころはパイロットウォッチと言えば、戦闘機用のパイロットが使用するものでした。
なのでまずは視認性が第一で壊れないように分厚い時計が必然的に多くなります。
ブライトリングで言えば、「アベンジャーシリーズ」がその類に入ります。
ところが「ナビタイマー」はというと、前述のとおり民間のパイロット向けの時計として製造されています。
例えばJALやANAの機長さんが戦闘服を着て飛行機を操縦していたらドッキリかなと思います(笑)
機長さんがどのような格好をされているかというと、スーツにネクタイを締めた制服姿だと思います。
そういう方々が使用される時計ですから、品のある少しドレスウォッチのような雰囲気となります。
これはほかのパイロットウォッチと大きく違い、スーツの方用のパイロットウォッチは世界でも類を見ません。
となると、スーツ姿も使用出来て、プライベートはもちろんご使用いただけますので他のパイロットウォッチに比べて使用する頻度が高くすることができます。
ここがポイント~ナビタイマーオートマチック41~
ここまではナビタイマーについてお話してきましたが、ここからは本日ご紹介の「ナビタイマーオートマチック41mm」についてお話いたします。
まずはこの見た目からご覧ください。
今回ご紹介している時計はクロノグラフ付きではなく、非常にシンプルな針が3本の時計となっています。
秒針の先端や周りの数字に使われている赤色がアクセントとなっています。
こうなってくるとさらにドレスウォッチの雰囲気が漂っています。
厚みも抑えられており、スーツの際に袖口を傷めないサイズ感です。
しかしながら私服で合わせるとベゼルに使用されているゴールドが良い味を出してきます。
また文字盤はシルバー文字盤ほど銀色ではなく、オパーリンのような仕上げを採用しています。
もともとオパーリン文字盤は高級な時計の中でもさらに高級な時計に使用されている文字盤です。
粒子仕上が施されている文字盤で、粒子が細かいと美しく見えますが、粒子が粗いと安っぽく見える紙一重の文字盤です。
ストラップを変更してみた
実際にストラップを変更してみました。
夏場は金属製ブレスレットで汗対策も完璧です。
茶色の革製ストラップは落ち着きを与えてくれますが、黒にすると渋い雰囲気になります。
最近のトレンドは青や緑など白文字盤だからこそ味わえる時計の楽しみ方ですね!
最後までお付き合いいただき有難うございます。
最後にもう一つオススメしたいブログをご紹介致します。
こちらも是非目を通して頂ければと思います。