皆様こんにちは。
いつもブライトリングブティック京都のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
本日は季節の変わり目ということもありストラップの変更も視野に入れる時期となりました。
そこで皆様に今一度お知り置きいただきたい内容をまとめましたので最後までご覧ください!
ストラップの種類は?
ブライトリングの時計には、大きく分けて以下の3種類のストラップが用意されています。
ストラップ種別 | 素材の特徴 | 価格帯 | おすすめの使用シーン | 特徴・ポイント |
---|---|---|---|---|
① アリゲーター | 革製品の中でも最高級。美しいウロコ模様と上品な質感 | 高め | ビジネス、パーティー、フォーマルな場 | 高級感抜群、ドレッシーな装いに最適。ただし水や汗には弱い |
② カーフレザー | 子牛の革。柔らかく、使い込むほど味が出る | 中価格帯 | カジュアルな外出、ミリタリー系ファッション | 経年変化を楽しめる。ミリタリーテイストやレトロ感を好む方に |
③ ラバー | 耐水性・耐久性に優れ、軽量で快適 | 手頃 | 夏のレジャー、ジム、アウトドア全般 | 汗に強く、カラーも豊富。スポーツ向けで近年は高級モデルにも対応 |
それぞれのストラップには異なる魅力があり、使うシーンや個人のライフスタイルによって選ぶ楽しさがあります。時計本体だけでなく、ストラップにもこだわることで、ブライトリングの魅力をより深く味わうことができます。

分かると便利なストラップの品番
「品番ってどこに書いてあるの?」とよく聞かれます
ご安心ください。
ブライトリングのストラップには、すべてに品番が印字されています。
ただし、ストラップの種類によって記載場所が異なりますので、以下をご参照ください。
✅ レザーストラップ(アリゲーター・カーフ)の場合
確認箇所:ストラップの“穴が開いている方”の裏側
裏面をご覧いただくと、以下のような文字列が刻印されています。
🔹 例:123P
(数字3桁+「P」)1234X
(数字4桁+「X」)など
この印字がストラップの品番にあたります。

「P」と「X」の違いについてP
= アリゲーター(高級ワニ革)X
= カーフレザー(子牛革)
素材がわからなくなってしまった場合でも、こちらの記号を参考にご確認いただけます。
✅ ラバーストラップの品番はどこにある?
ご確認箇所:時計本体とストラップの“接続部分”(境目)
時計とストラップのつなぎ目の裏側に、下記のような形式で品番が印字されています。
🔹 例:152S
(数字3桁+「S」)
この印字が、そのストラップの正式な品番となります。
「S」はラバーストラップの識別記号です。

ご注意事項
・汗や使用頻度により印字が薄くなっていることがあります。光を当てたり、角度を変えてよくご確認ください。
・ご不明な場合は、ストラップの接続部を撮影していただき、画像をメール等でお送りいただければ当店スタッフが確認を代行いたします。
何よりも大事なストラップの幅とは
同じストラップを長年使っていると、気分を変えたくなって「別の色にしてみようかな」と思うこと、ありますよね。きっとそれは、あなただけではないはずです。
そんな時に重要になってくるのが、ストラップの「幅」です。
ストラップを新しく購入しても、「バックル」と「時計の付け根」のサイズが合っていないと、取り付けができず、せっかくの買い物が無駄になってしまいます。ですので、サイズの確認はとても大切です。

確認すべきポイントは、以前にラバーストラップの品番を確認した際にご覧いただいた、ストラップ裏面の刻印です。そこに「22-18」や「22-20」といった数字が記載されています。
この表記は、それぞれ「時計側の幅」-「バックル側の幅」を示しています。
例えば「22-18」であれば、「時計側が22mm」「バックル側が18mm」という意味です。

実際の例を挙げると、ブライトリングのナビタイマーは購入時期によってストラップサイズが異なり、「22-20」のものもあれば、「22-18」のものも存在します。また、ナビタイマー46mmモデルの場合は、「24-20」というサイズになります。
このように時計側のサイズが合っていれば、ナビタイマー用に購入した革ベルトを、クロノマットなどの他のモデルに流用することも可能です。ですので、サイズ表記の確認はとても重要なのです。

ストラップの留め具の種類は?
腕時計のストラップを留めるバックル(留め具)は、見た目の印象や使い勝手、ストラップの寿命にまで影響を与える重要なパーツです。時計業界では、以下の2種類が主流とされています。
バックル種類 | 特徴 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
① ピンバックル(Pin Buckle) | 昔ながらの伝統的な構造。ベルト穴にピンを差し込んで固定 | – 比較的安価- 腕側が薄く装着感が良い- 穴の位置で簡単にサイズ調整可能 | – 穴が伸びやすい- 着脱に少し手間がかかる |
② Dバックル(Deployant Buckle) | ワンタッチ式の金具付きバックル。折りたたみ構造 | – 着脱がスムーズで便利- 穴に負担をかけにくくストラップが長持ち- 高級感がある | – 比較的高価- 種類によっては厚みがあり、フィット感が劣ることも- サイズ調整がやや難しい場合あり |


ブライトリングのバックルは少し複雑…
ブライトリングのバックルに関しては、非常に多くのバリエーションが存在しており、少し複雑に感じられるかもしれません。
その背景には、ブランドロゴの変更や、時計ケースの仕上げ方法の変化など、時代とともに進化してきたデザインの影響があります。
たとえば、ケースの仕上げに合わせて作られたバックルには、大きく分けて以下の2種類があります:
- サテン仕上げ(つや消し)
- ポリッシュ仕上げ(鏡面仕上げ)
これらの仕上げは見た目の印象を大きく左右するため、選ぶ際の基本としては、時計本体のケースと同じ仕上げのバックルを選ぶのが理想的です。たとえば、ケースがポリッシュ仕上げであれば、バックルも同様にポリッシュ仕上げを選ぶことで、全体の調和が取れ、美しい一体感が生まれます。

ただし、この仕上げの違いやロゴのバリエーション、さらにはモデルごとの互換性など、非常に細かいポイントが多いため、正直なところ店舗スタッフであっても把握しきれない場合があるほどです。特に正規ブティックのスタッフでなければ正確な情報を提供できないケースもあります。
そのため、バックルの購入を検討されている方は、一度ブライトリングの正規ブティックに相談されることを強くおすすめします。プロフェッショナルな知識と対応で、最適な選択肢をアドバイスしてくれるでしょう。
Dバックルにはラバー用とレザー用がある!?
ブライトリングのバックルには他にも気を付けるべきポイントがあります。
それは「ラバーストラップ用」か「レザーストラップ用」なのかです。
下記に特徴をまとめております。
種類 | 主な対応ストラップ | 長さ調整方法 | 厚み | 特徴 | 注意点 |
---|---|---|---|---|---|
ラバーストラップ用 Dバックル | 主にラバーストラップ(種類豊富) | バックル自体で簡単に微調整可能 | やや厚め | スポーティで実用的。フィット感の調整がしやすい | ラバーストラップ専用。レザーには非対応 |
レザーストラップ用 Dバックル | レザーストラップ中心(※一部ラバーにも対応) | ベルト穴で調整 | 比較的薄型 | ドレッシーでクラシックな印象。腕元がスッキリ見える | ラバー対応品は限られているため注意が必要 |
実際に写真でご覧ください。
ラバーストラップ用Dバックル


レザーストラップ用Dバックル


ストラップにはサイズがある!?
ブライトリングの純正ベルトには、実はサイズ展開があることをご存知でしょうか?
(※モデルによってはサイズ展開が無いものもありますので、すべてに当てはまるわけではありません。)
特に注意していただきたいのは、「Dバックル」タイプ――つまり、ワンタッチで開閉できるバックルが装着されたモデルをお使いの方です。このタイプではストラップの長さ選びが着け心地に直結するため、サイズ選びは非常に重要なポイントとなります。
ブライトリングのストラップには、通常サイズに加え、XS(ショートサイズ)やXL(ロングサイズ)が用意されているモデルがあります。これにより、お客様の腕の太さに合わせた最適なフィット感が得られます。
たとえば、以下のような状況に心当たりはありませんか?
・時計を装着した際に時計本体とバックルが平行にならない
・ストラップの余り部分が不自然に飛び出す



これらの問題は特にレザーストラップで起こりやすいです。レザーストラップはベルト穴の位置で調整を行うため、腕が細い方や太めの方の場合、どうしても適正位置からズレやすくなってしまいます。
特に日本人は腕が細めの方も多いのでこの問題は思っている以上に身近に起こり得ます。
このような状態では見た目のバランスが崩れるだけでなく、装着感も悪化し、長時間の使用がストレスになってしまうこともあります。
しかし、XSやXLといったサイズ展開のストラップを選ぶことで、これらの問題を解消し、見た目も着け心地も格段に向上させることができます。
自分の腕にぴったりと合ったストラップを選ぶことは、時計を快適に楽しむための第一歩なのです。

またオリジナリティーを出したい方や、時計の印象を変えたい方など、実際に店舗でストラップをあててみてはいかがでしょうか?
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